コロナで就活生危機?!今後どうなるか仮説と対策を考えてみた【22卒】
今回は、コロナショックにおける就活市場への影響とその対策について書いていきたいと思います。
ネットやニュースでいろんなことが言われている今、これから就活を始める22卒の方達はきっととても不安になっていると思いますので、ぜひこの記事を参考にこれから進めていただければ幸いです。
はじめに
私は就職活動を経て、コンサルや商社、メーカーなど10社から内定をもらいました。
現在は営業職として仕事をしているサラリーマンです。
私の経験と経済の動きなどを鑑みて、今後の就活について書いていきます。
コロナの現状とこれから
まず、現状の経済、企業がどうなっているかをざっとおさらいしていきます。
経済についてですが、日経平均株価が一時期16000円台にまで下降しました。
しかし最近(5月9日現在)では20100円台にまで回復してきており、2ヶ月前よりかはよくなってきているように見えます。
一方で、3月の決算ではほとんどの企業が前年度実績よりも売上、利益を下げており、中期経営計画の見直しなどが行われています。
今後、以前と同じくらいまでに業績を戻すには数年かかるとも言われており、資金や投資などにかなりセンシティブになっているというのが実のところでしょう。
企業にとっての新卒採用とは、初期投資の意味も含まれています。
初期投資とは、短期的に利益が見込めない物や人に対して資金を投資し、長期的な利益をあげる手法です。
当たり前の話ですが、資金が尽きれば倒産してしまう企業にとって初期投資とは自社の資金が潤沢なうちには多く初期投資を行い、反対であれば絞ります。
今回のコロナでは、まずほとんどの企業が営業活動をできない状態にあります。
「売り上げを出せない=利益が生まれない=資金が削られていく」
といった、かなりシビアな状態にあります。
結論、今後の新卒採用の枠は数年前と比べて減ることになるでしょう。
ただし、枠が0になるわけではありません。
企業としても、新卒社員の存在は非常に重要であり、よほど出ない限り採用打ち切りにはしないでしょう。
つまり22卒の学生さんは、例年よりも少ない残された枠の中で戦っていかなくてはならないのです。
22卒就活生は具体的にどうしていけばいい?
では、22卒の学生さんが内定を勝ち取るためにはいったいどうすれば良いのでしょうか。
4つの点で解説していきます。
就活の流れがわからないという人は、こちらの記事を参考にしてみてください。
①今からもう準備をはじめよう!
就活において最も大切なのは「準備」です。
面接官は、ESやグループディスカッション、面接などを経てその人を見極めます。
ワンシーズンに人事の人は何百人という学生をみます。
当然のことですが、その中で差が出ます。
ESにおいては、基本的な文章力を見られます。
文法や言葉選びなど、初めから選考を通過するレベルの文章をかける人は、極わずかです。
大抵の学生さんは、先輩やOBなどからの添削をしてもらい、文章の質を徐々に上げていくことになります(私も最初はめちゃめちゃでした)。
また面接はもっとセンシティブで、目を見て話すなどの仕草から話しの順序まで、見られるポイントが増えます。
回数を重ね、練習していかないと「普通に落ちます」。
どちらも、大切なのは「事前にしっかり準備しておく」ことなのです。
22卒の方達は、まだ大丈夫などとは思わず今から就活を始めることを強くオススメします。
②サマーインターンで力試し
準備をした次は、早速企業で試してみましょう!
企業にもよりますが、大体サマーインターンの申込みは6~7月の間に行われます。
その間にいかに経験を積むことができるかが、かなり重要になってきます。
ESを複数パターン用意してそれぞれ提出し、どのパターンが選考に通りやすいか分析したり、面接で話す内容や順序を変えてみて、自分なりのベストを編み出してください。
そうすることで、就活を始めていない人と比較してかなり成長することになります。
③選考や志望業界などを見直す
サマーインターンが一息ついたら、今度はそれまでの選考の見直しを行いましょう。
これまで通ってきたESをもう一度よく読み直し、直す部分があれば直して添削を行う。
また自分がその時行きたいと思っている業界が本当に正しいか、一度客観的に立ち返るタメにも積極的にOB訪問、説明会への参加を行ってください。
そうすることで、選考の対策に止まらず、しっかりとした自分の軸ができると思います。
ここが、一番だらけてしまいがちなタイミングです。
しっかり気を引き締めて、最後まで走り切りましょう。
④就活をサポートしてくれるサービスを使い倒そう
これまで書いてきたことは、どれも自分の意思で動かなければ始まりません。
いまいちモチベーションが上がらなかったり、落選続きで落ち込んでしまったりしてしまえば、その分の時間ロスで別の人に追い抜かれてしまう可能性があります。
そこで、企業が行っている就活支援を受けてみましょう。
キャリアアドバイザーのプロが、就活生であるあなたの選考対策だけでなく、理想のキャリアを一緒に描いてくれたりモチベートしてくれたりします。
面談にいくこともできますし、電話でメンターに相談するといったフレキシブルにサポートしてくれます。
私は就活を始めた時期、落選が続いた時に特にお世話になりました。
自分の周りにあるリソースを積極的に使っていくことで、より優位に就活のコマを進めていくことができるようになると思います。
①キャリアパーク就職エージェント
こちらはプロのキャリアコンサルタントから就活のイロハ、自分のキャリア形成、選考対策など、ありとあらゆるサポートを無料で行ってくれます。
何から始めたらいいかわからない/キャリア形成に困っている/選考が通らない…
なんて悩みがある方は、ぜひ活用してみてください!
②DYM就職
こちらのサービスでは、動画で就職活動ができるようになっています。
今のコロナ情勢が落ち着かず、22卒の方達の就活でも動画などのオンラインプラットフォームを駆使した選考方法が使われることも十分に考えられるので、こちらで慣れておくことをオススメします。
③就職活動中の就活生がつくるリアルな就活情報・選考レポート
選考を通るためには、自分だけで考えていてもよくありません。
人からアドバイスを聞き、違った角度から再考することで改善されていきます。
しかし、周りにOBがいなかったり受ける業界の人数が少ないなど、立ちはだかる壁は大きいと思います。
そこで、この就活選考レポートを読んでおいてください。
年収や雰囲気、労働環境などのあらゆる情報が載っていて、とても参考になると思います。
④OfferBox
こちらは、 就活生のあなたがプロフィールを登録するだけで「企業から選考などのオファーが届く」サービスです。
私もかなり使ってました。
あなたの人となりをプロフィールで判断し、その会社が気になったらオファーを送ります。
いろんな業界の企業からオファーが来るため、業界研究や企業選びに非常に役立ちます。
またそこで気に入った会社があれば、選考を受けて内定に近づくことも可能です。
活用してみてください!
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
就職活動を前に皆さんはきっと、果てしない道のりだと思っていらっしゃる方もいると思います。
しかし、終わってみればあっという間です。
後悔しないキャリアを歩み出すためにも、今の時期から積極的に動き出していきましょう。
過去の記事はこちら!↓
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