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〜業界、企業選び/テスト〜 15分で就活を振り返る【大手内定!】

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就活サポートをしていた時、よく「選考は進むが、内定までたどり着かない」という相談を頻繁に聞いていたので、今回は「これまでの就活を振り返ろう」という話をしようと思います。

 

目次

 

内定がもらえない場合、就活を一度振り返る

 

この記事を読まれる皆さんにはきっと「内定まであと一歩及ばない…!」

といった歯痒いシチュエーションにいる方が多いのではないかと思います。

 

今回の記事では、そんな方達が内定獲得のためにどうすれば良いかを、私の実体験を基に書いていけたらと思います。

 

1 振り返る項目

 

まず、就活を初めてある程度経つ方はきっと、「慣れ」が生じてきてしまっているかと思います。

 

慣れが生じることで、振り返りを軽視してしまいがちになります。

 

しかし就活で成功するには、常に振り返り改善を続けていく必要があります。

 

具体的に振り返るべきだと思う項目は以下の5つです。

 

①自己分析

②学生時代に力を入れてきたこと(学チカ)

③業界・企業選び

④テスト

⑤面接

 

今回は「業界、企業選びと各種テスト」について書いていきます。

 

2 業界・企業選び

 

みなさんはきっと、自分がどの業界や企業に行きたいか目星がついている状態だと思います。

 

ここで振り返って欲しい点が3つあります。

 

・果たしてその業界/企業を絞り過ぎていないか?

・他の業界もちゃんとみた上で今の志望先を選んだのか?

・自分の過去の経験や未来のビジョンに結びついた志望先を選んでいるか?

 

①その業界/企業を絞り過ぎていないか?

 

前提として、業界や企業を絞ることはいいことです。

 

受ける企業が多過ぎても、それぞれに割くリソースが少な過ぎては受かるものも受かりません。

 

しかし、例えば「大手広告代理店しか受けない」「2社しか受けない」などといった極端あ絞り込みをしている方は、かなり注意しなくてはならないといけないと私は思います。

 

なぜなら、その業界や企業にマッチした志望動機や学チカを最後まで見つけられず、駒がなくなってしまう可能性が出てきてしまうためです。

 

絞り過ぎず、2、3の業界、6社程度は少なくとも受けておくことをお勧めします。

 

②他の業界もちゃんとみた上で、今の志望先を選んだのか?

 

これもかなり重要な観点です。

 

最初に見た業界が自分にフィットしている!だからここしか受けない!

みたいな考えになるのも、すごくわかります(現に私も、いわゆるコンサル病でした)。

 

しかしこれは、就活を進める上でかなり不利な状態になります。

 

選考の途中で「弊社はA業界だが、B業界でも似たようなことができるんじゃない?そっちの方がいいんじゃない?」といった意地悪な質問が飛んでくることがあります。

 

他の業界を見ていれば、比較した上で論理的な回答をすることもできますが、その業界しか見ていない場合は答えることができずに、落としてしまうことになります。

 

また、人生においていろんな業界、企業についての話を聞くことができるのは就活生の時しかないと思います。

 

ですので、あまり他の業界を見ていない方は視野を広く持って欲しく思います。

 

③自分の過去の経験や未来のビジョンに結びついた志望先を選んでいるか?

 

業界、企業のイメージが先行してしまうパターンです。

 

わかります。私も初めの頃はロクに調べもせずにイメージだけで受けていました。

 

しかし、みなさんもお気づきかと思いますが、それだけでは内定は出ません。

 

会社を知り、自分の過去、未来とリンクさせ、ここが最適なキャリアステップなんだと面接官に証明する必要があります。

 

しっかり調べて、自分にあった業界、企業選びを行ってください。

 

業界選びには、会社四季報が出している業界地図を読むことをオススメします。

業界ごとの主力企業の情報や、その業界のトレンドなどが細かく書いてあるため、企業分析に持ってこいだと思います。 

 

 

3 テスト

 

就活において超えなくてはならない壁、それがテストです。

 

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テストにはSPI、玉手箱、CAB、GABなど種類がさまざまあり、企業によって出題形式も異なります。

 

大切なことは、種類ごとの形式や対策方法を理解することです。

 

今回は3つのテストの形式、対策方法を書いていきます。

 

①SPI

Synthetic Personality Inventory(総合適性検査)の略で、リクルートマネジメントソリューションズ社が提供する適性検査。性格と能力の2領域を測定します。

 

テスト会社が用意した会場に出向いて、そこにあるパソコンで受験します。企業からの指示のもと、受験の日時は事前に自宅のパソコンで予約し、あらかじめ性格検査を受けてから会場で言語・非言語テストを受験します。

 

【形式と対策】

 

受検者のレベルや回答状況によって出題問題が変化します。具体的には、正解すればするほど難易度が上がり、その問題に正解すると高評価になっていくと言われています。

 

最初の問題への回答でミスをすると、難易度が「上がりにくい=いい結果」が出にくいといわれているため、前半の問題は確実に回答していきましょう。

 

結果は使い回しが可能ですが、得点は受験者には通知されないため、自分が何点取れたかは主観による「出来具合」の記憶に頼るしかありません。

 

企業によって合格ラインは異なるため、同じ結果を使用しても通過するかしないかは企業ごとに異なります。そのため、使い回すかどうかは慎重に判断する必要があります。

 

私はナツメ社の出すSPIの参考書を読んで準備しており、商社など大手のテストは通過することができました。

 

 

②玉手箱

 

大手・人気企業で幅広く採用されているトップシェアを誇るWebテストです。

 

日本エス・エイチ・エル(SHL社)が販売しており、能力テストと性格テストで構成されており、問題形式は科目ごとに複数あります。

 

総合商社・専門商社、証券・投資銀行、総研などで頻出、特に金融やコンサルは仕事において、正確性やスピードの双方が高い基準で求められる業界のため採用されていると推察されます。

 

【形式と対策】

 

1問にかけられる時間が短いため、スピード保ちながら、正確な回答をすることが求められます。

 

例えば、計数の図表読み取りでは、29問を15分で解くため、1問あたり30秒で解く必要があります。

 

そのため、電卓を用意して、計算には時間をかけずスピードを維持した回答を心がけましょう。

 

それでも満点を取ることは難しいと考えてください。

 

同じ問題形式では、1種類の問題が出続けます。

 

スピードを落とさないためにも、満点狙いに固執せず、解ける問題を確実に解いて、捨て問題を見極めることがキーとなるでしょう。

 

講談社の出す参考書が、玉手箱の対策の際に一番為になったと感じています。

問題数も多く、じっくりやり込める一冊です。

 

 

 

③TG ~Web

 

ヒューマネージ社が販売しており、難易度が高く馴染みのない問題が出題されることが大きな特徴です。

 

定められたルールや決まりごとの中で、いかにパフォーマンスを発揮できるかを見極めることができると言われています。

 

しっかりと対策をすることが重要となるテストです。

 

業界は不特定ですが、有名・人気企業でふるい落としとして実施されます。

 

特に大手・人気企業の決まったルールに従って活躍できる素地があるかを見たり、また採用企業がSPIなどに比較すると少ないため、単純にテストへの準備をしっかりしているかを見る意図があると推察されます。

 

【形式と対策】

 

Webテストに加え、テストセンター形式、I9と呼ばれる筆記テストの形式の3種類があります。

 

「とにかく難問が出る」「問題を知っているかどうかで差がつく」と言われるこのTG-WEBは対策が必須かつ有効です。

 

というのも、解き方を知るまでは中々解けないですが、解き方を理解するとスムーズに回答できると言われているからです。

 

また、Webテスト形式では、電卓の準備もしておきましょう。

 

Webテストの見分け方の場合、URLに「asessment c-personal.com」の文字列があることが判別のポイントとなります。

 

TG-Webも同じく、講談社の参考書で対策しました。

どことは言いませんが、大手コンサルティングファームのテストも通過できるくらいの力はついたので、 この一冊で十分なのではないかと思います。

 

 

最後に

 

今回は、業界/企業選びとテストについて書いていきました。

 

これから、もっと細かな部分まで深掘った記事を書いていこうと思うので、ぜひ読者登録お願いします!

 

こちらに過去記事もありますので、読んでみてください!

 

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